語部な日常

※以下、絵についての思いです。
文脈がおかしい上、暗く聞こえるかもしれないのでご注意を。


最近よく、私はどこに向かって何を伝えたいのかを考えます。
きっと、どこかに向かって、何かを叫びたいのだと、それは分かるのですが……。
叫び出しそうな感情だけを残して、その中身を忘れてしまいました。

私の絵は、いつも空っぽです。
花を描くなら花の形、人を描くなら人の形。取り繕った外側しか形にならないんです。
それを描いた裏側で、私は何を伝えたかったのか……私自身が一番分かっていません。
叫びたい思いはあるのに、叫び方が分からないです。
それどころか、叫び方を学ぼうと考えるあまりに、叫びたいその内容まで忘れてしまいました。

商業のためのデザインなのか、絵画なのか、エンターテイメントなのか。
私は…………何を伝えたくて手を動かしていたのでしょうか。

空っぽなままで、完成させたくはありません。薄っぺらいままでは、描いた品に失礼です。
デッサンも、色彩センスも、勉強して練習して、伝える技術を付けます。
それと同時に、もっと……素晴らしい人間になれるよう努力します。
自分自身に呆れられない自分に……ならないと。自分に信じて貰える自分に。
ずっと、逃げてばかりだったので……もうそろそろ、見据えないといけないんですよね。

ここまで読んで下さった方がおられましたら、申し訳ありませんでした。
そして、本当にありがとうございます。

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