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【看病バトン】聖→歪

とりあえずバトン攻略に掛かります。まずは文章系から。

虚さんと黒狼さんから頂いたのですが。
どちらも、看病されるのが歪…………これはもはや共通イメージなんでしょうか。
続きに格納。

【バトン終了後感想】
後半が若干シリアスですが。歪も聖も不器用なんです。
聖は、おもに自分が原因で歪が無理をしているらしいことに感づいているから、無理をするなとはけして言えない。……語部って皆不器用だ。

こんなに大変なバトンだとは思いませんでした;
そもそも、質問の状況が、歪は絶対やさらなそうな仕草やセリフばっかりです。
……と、言うことで…………とりあえず、虚さんに頂いた方だけをアップ。
黒狼さんに頂いたのは次に……回します。
【看病バトン】
※【歪】が風邪引いちゃったよ。
※なんかもうインフル並に辛そうなんで看病してやってください。お願いします。
風邪引きさん→歪
看病する人→聖

■風邪引き【歪】が目の前に。
聖:……? 兄さん、顔……赤くないですか?
歪:そう、だろうか?
(歪が聖の手を取って、自分の額に当てる)
聖:兄さん?
歪:済まないが、俺の手では微妙な温度差が感知出来ない。
聖:ああ、はい…………うーん。やっぱり熱いです。風邪、でしょうか?

■【歪】の額がうっすら汗ばんでます。
歪:……本格的に体調が悪い様だ。済まないが、先に宿に戻る事にする。
聖:え、そんな……僕も一緒に戻ります。
歪:折角の時間を潰させてしまうな。
聖:そんなこと!

■あなたの前で【歪】がよろけてしまいました。
聖:わっ、兄さん!? 大丈夫ですか?
歪:……問題無い……とは言えないようだな。済まない。
聖:い、急いで休めるところに……僕では兄さんを抱えられませんし。

■どこで介抱しよう?
聖:兄さん……階段、大丈夫ですか?
歪:問題無い……まだそこまでは悪くない様だ。

■【歪】に病人食作ってあげて。
聖:あの、兄さん。お粥を作ったんですが…………食べれますか?
歪:お前に料理を作って貰う日が来るとは思わなかったな。
聖:だ、大丈夫です! お粥くらいならまともな味で作れます! 味見もしました!
歪:お前が出してくれたんだ。そんな心配はしていない…………唯。
聖:ただ?
歪:ふふ。嬉しくてな。

■苦い飲み薬を【歪】が嫌がっています。
歪:薬は、余り好かないのだが……。
聖:けれど、飲んだ方が早く治ると思いますよ?
歪:……ここは語部の領内では無いしな。静養するより早く治した方が良い、か。
聖:本当はゆっくりと休んで欲しいんですが……。

■看病していると、トラブルメーカーの第三者が現れました。
歪:聖? ……? …………客人か?
聖:ええと……あの……買い物をしてたら……会っちゃいまして。
縁:おはー。久しぶりだねぇ歪クン。
轍:だから違うと言っているでしょうに縁。それは朝の挨拶です。久しぶりですね歪君。
縁:ボクが気に入っているのだから、挨拶はこれでいいの。
歪:…………ここで、貴方方にお会いするとは思わなかった。お久しゅう御座います、縁様、轍様……この様な姿勢で失礼。
縁:キミは相変わらずカタイなぁ。うちの息子に半分くらい分けてあげたいよ。
歪:……それはつまり、私の父なのだが。
轍:縁の言う事は半分くらい冗談だとして。
聖:半分は……本気、なんですか?
縁:うふふ。
轍:僕たちには、敬称も敬語もいりませんよ。今は、引退した一語部でしかないのですから。
歪、聖:…………
歪:それでも、年長者である事に変わりは無いでしょう。
轍:君は昔から、存外に頑固ですね。
縁:そんなところが可愛いんだけどもね。攻略し甲斐のある孫ばっかりでボクは嬉しいよ。
轍:攻略は違います縁。まあ、大差はないですが。さて、そろそろ失礼しましょうか。
縁:そうだねぇ。歪クンも本気で風邪ひいてるみたいだし。これを機に養生するとイイよ。
轍:お邪魔してしまいましたね。縁の言う通り、養生して下さい。では。
聖:え、あ……お送りします!
縁:必要ないよ。歪クンしっかり看といてあげてね。じゃ。

聖:…………
歪:嵐の……様だったな。
聖:はあ。

■【歪】が退屈そうにしています。
聖:兄さんが何もしていないのは……珍しいですね。
歪:折角の暇なのだから、アーカイブの整理が出来ると良いのだが。どうにも……頭が、ぐらぐらする。
聖:……無理は、しないで下さい。

■お風呂はどうしましょうか。
聖:用意、しましょうか?
歪:止めた方が……良いだろうな。髪を濡らすと厄介だ。
聖:なら、お湯と手拭いを用意しますね。ちょっと待ってて下さい。
歪:いや……お前の手を煩わせずとも。
聖:こんなときくらい、お手伝い……させて下さい。
歪:…………そうか。では、済まないが……頼む。
聖:はい!

■「早く治るおまじないをして」と【歪】が言いました。
(目を瞑っている歪を見て、ふとその瞼の辺りに手を乗せる聖。)
歪:……聖?
聖:風邪をひいたときは、いつもこうしてくれましたよね。
歪:ふふ。俺の手は冷たいからな。……お前の手はいつも、温かくて気持ちが良い。
聖:そう……でしょうか?

■【歪】がうとうとし始めました。
聖:……水差しの水、換えてきますね。

■【歪】が手を繋いで欲しいと言いだしました。
(離れようとする聖に、無意識に手を伸ばす歪)
聖:……兄さん?
歪:…………あ……ああ、いや……済まない。お前ももう眠ると良い。疲れただろう?
聖:…………僕はまだ眠くないですから……今日はずっと兄さんの傍にいます。
歪:(苦笑)……済まない。ありがとう、聖。

■【歪】は眠ったようです。
聖:無理を……しないで、欲しいんです。いつだって、僕のせいだから……こんなこと、僕が口にしていいはずがない……けれど。

聖:おやすみなさい。どうか、あなたの見る夢が……優しく、穏やかであるように。

■完治した【歪】に一言。
聖:元気になって何よりです。兄さん。
歪:心配を掛けたな。済まない、聖。
聖:……もっと、休憩をとりましょう。時間が足りない訳では、ないんですから。
歪:…………………………そう、だな。

■次に看病する5人。看病する人と風邪引きが交代しても面白いかもです。アンカーもフリーもリターンもOKですよ。
意外に長かったこのバトン…………二本一気には無理でした。
と、いうことで……指定は次にさせて頂こうかと思います。

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