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テンションたっかいよ

いいことがあったから、テンションがたっかいよ。狂護です。

久し振りに、何やら思ったことでも書いてみようかと。
メモ書きのようなものなので……はっきり言って、読みづらいと思います。
上から下までで、何度か話題が変わっちゃってますし。それでも良いというお優しい方は↓へ。


今日、学校に向かう途中、信号待ちをしていた間に思考したことですが。
その交差点には、安全地帯がありまして……境目には点字ブロックが貼られているんですよね。
それをみて、私はぱっと、目の見えない方にとっては、この安全地帯はすごく怖いものだろうなぁと思ったんですが。
よく考えたら、先天性で目の見えない方は、最初から目が見えない訳なんですよね。
それが当たり前で、そういう世界に住んでいる訳で。
元からそれがない訳だから、他の方と状況はなんら変わらないのだろうか、と考えた所で、人の作ったものには、視界を必要とするものが多いことに気付きました。
考えてみたら、自然には「視界がなくては全く判断のきかないもの」はあまりないのではないだろうか、と。
視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚、第六感、自然に存在するものは、その存在が「自然」であるからこそ、全ての情報を持っている……気がします。
人は「しるし」をよく使うから、特に視界で得る情報が、全体の内で大きい比率を占めるのかなぁと。
しかし、これに関しては……分からないですね。
人の視覚は、全ての感覚器官から得られる情報の内、7~8割分を担っている、と聞きましたが……多分、この数字は動物によって違いますよね。
視覚は、生物にとっての必須の要素ではない、と。
しかし、人は自然の中で生きようとすれば、視界の有無は関係ない……なんて訳もなく。

元々、人は構造的に目に頼るようにできている、とは思うんですよね。
他の動物に比べて…………ああ、どうなんでしょう……目以外の器官は、退化、したものなんだろうか。
それとも、枝分かれした他の動物が違う進化をしたのか。
とりあえず、視界から得る情報を多くすることで生きてきた生き物なんだと。

しかし、自然に対して、人工物を見る場合の方が視覚を必要とする要素が多いのも確か、なのではないかと。
人は、「文字」や「シンボル」を多く使いますし。
それは、匂いも味も、感触もない訳ですよね。それを求めたら作ることができるでしょうが、副産物としては生まれない。

それらのことは、レコードからCDに、アナログからデジタルにメディアが変わって行くことと似ている気がします。
情報は、アナログからデジタルに変わる際に、無駄を徹底的に省かれます。
レコードの時にはあった、人の耳には聞こえない部分の音は、CDには入らないそうで。

全てを効率化して、マニュアル化して、世界はとてもスムーズに動きます。
人は、音楽を聞いて、絵を見て、本を読んで感動します。
音楽や絵、本には、それぞれの作者の方の思想、感情、想いが凝縮されています。
その感動が間違いである筈はないし、凝縮されているから、素晴らしいものだとは、思うんです。

けれど、何かが、違う。
いや、違ってはいないんです、が。
それは……違うんです。私の……中では。
本や音楽や、そういう物そのものを批判するつもりではなくて、ただ、私自身がそれと付き合う場合には、間違った付き合い方をしないように気を付けないと、というそれだけなんですが。
映像、音声、文章、画像……一生のうちに実際に見られるだろうものの、何倍もの知識経験を手軽に手に入れられるそれらは、だからこそそれが真実でないことなのだと……忘れてはいけないのではないかな、と。
それで感動した涙が嘘だなんてことは、けしてないと思います。
ただ……虚構……なんです。
それは、私自身が見て、判断し、経験を重ねて、記憶として残っているものでは、ない。
全てを自分で判断して、一瞬一瞬に様々なものを負って生きている現実とは、違うと、思うんです。
だから私は、現代においてはすごく無駄なように見えるけれど、ただ日常のような景色や、場所、人、色々なものを、よく見て、その意味を考えて、ただそれだけのことに感動することを忘れたくないと……思います。
私にはまだ、足りないものが沢山あって、むしろ足りないものばかりで、日々、どうしようもなく焦っているのですが。
デッサンや色彩の技術を学びながらも、そういう日常の面で心の余裕を持って、日々の世界に感動を見出していかなければ、感性は磨かれないのかな、と、思った今日この頃です。

話が飛び過ぎてどうしようもない。
ご静読下さった方がおられるか分かりませんが……読んで下さったとしたら……このような稚拙な文章にお付き合い下さり、ありがとうございました。

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