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それはきっと利己的な檻

汚いモノから遠ざけて、目を閉じさせて、耳を塞いで。
それは本当に「守る」為?

ああ、それは。まるで、美しく残酷な箱庭。
この苦しい現実から守る為、遠ざけて、遠ざけて。
ただひたすら愛するが故に。

傷と共に歩む事すら、忘れさせてしまう。

箱庭が、現実から離れていく。
同じ筈の二つのモノが、ぶれるように齟齬を生む。
優しい世界、苦しい世界。

ああ、どうして。
大事だから守りたいのに。
大事だから。傷付かないよう閉じ込めたのに。
あの子の心が塗り潰される。
色のない、モノクロ世界。

ああ。どうか、お願いだから。
分かった振りをしないで下さい。
いびつな世界は、だからこんなにも美しいのに。


イジメから子供を守ろうというフレーズを聞いて、ちょっと落ち込んでます。
まるで暗い部分から目を背けるような言い方に聞こえて。

いじめるいじめられるという行動は、そもそもいじめる方から始まる訳で。
でも、誰かをいじめる人は悪い人で、それは自分とは違うものだ、と言う考え方は危ないのではないかなと思います。
嫌いな人がいなくなれば良いという思いは、悪い人じゃなくても抱いちゃうもので。
それから目を背けて見えない振りをするから、ややこしい事になってしまうような気がします。
「仲良くしなきゃ駄目だよ?」
じゃなくて。
どうして仲良くなれないのか、どうして嫌いなのかを考えて、自分がどうすれば良いのか、相手に何を求めれば良いのか。一生懸命考えないといけないのだと思います。

個人的な感覚なのですが。
どうしても、「イジメ」とか、「身体障害者」と言う単語が苦手で。
何か、相手を自分よりも下のものと捉えているように感じてしまいます。
偽善とか、そう言う事ではないのですが。

ああ。駄目だ。総合ニュースなんて見るんじゃなかった。

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