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決別


いまいち……色味をミスっているような。
全体がごちゃごちゃしてしまったため、色味調整にポイントが付け辛かったのかもしれないです。
ポイントを絞るって……大事ですね……。

■そう言えば、先日出した赤髪の新キャラ(歪が契約している幻獣)ですが、名は斜陽になりそうです。

「その姿は、斜に沈む陽(ひ)の色の如く……苛烈で、幽寂」斜陽
「その姿は、月夜に佇む白峰(しろみね)の如く……閑寂で、艶麗」銀嶺
契約を交わして、彼らに名前を付けたときの台詞より。幻獣たちの本名は、契約者しか知りません。
ちなみに、対価は契約時に決めます。

「斜陽……で、如何だろうか」
「遠い昔に、紅蓮と付けた物好きはいたが……この色を見て、斜陽、日没とするか」
「気に入らない様なら他を探すが?」
「……いや。ク、実に「こちら」好みの名だよ。幻獣は皮肉が大好きだからな。気に入った」
目を細めて喉で笑う男に、その言葉に、青年はふと微笑する。
「そうだろうと思って選んだ」

「銀嶺、だな」
「銀の峰か……………………意外性に欠けるな。面白みがない」
「……てめぇは名前に面白みを求めるのか」
「風雅なだけの名前など、最悪の減点だな。幻獣は知識豊富だから、高度な捻りがないと納得しない」
「つまり、お前らは皆捻くれてるのか」
「分かってるんだろうな。俺は暇つぶしをしに「こっち」に来たんだ。面白みがねぇならすぐ帰るぜ」
「……契約の意味、分かってるのか?」
呆れたように呟く青年に、男は意地悪げににやりと笑った。
「囲っておきたいなら……お前の機知で、せいぜい俺を楽しませることだな」

契約早々ばっちりイニシアティブをとっている歪。
なんか弄られて遊ばれてる狂。

幻獣は皆S。大事な子ほど泣かせたい。健気な子ほど虐めたい。

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