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語部な日常制作中イラストや日記用イラスト、雑記雑感などを中心に展開中。まれに版権話や小説が出ることも。PAGE | 677 675 674 673 672 671 670 669 668 667 666 | ADMIN | WRITE 2009.09.15 Tue 02:00:24 【追記】スランプ【追記部分】
分かった。取り合えず山ほど絵をみよう。あと景色。 それから、色んな話を聞いて、色んなモノを実際にみてみないと。 【追記終わり】 ■完全にスランプに入りました。 技術的な部分は勿論なのですが。どちらかというと、思想的な面での問題な気がします。 絵、って、何だったかなぁと。 ▼以下、絵についてなどグルグルしていることを、続きに格納。 ■すみません。私信など、ちょっと遅れてしまいそうです。 ふと思ったことは、絵というのは、コミュニケーションの手段なんですよね。
写実なら、自分の好むものを、好む季節に、好む時間に描く。 いや……もっと簡単、ですかね。美しいと思ったり、感動したモノを共有するための技術。 抽象的なものなら、美しいと思ったその心を伝える、手段。 ならば、架空の世界を描く漫画イラストは、何を伝えるためのモノなんでしょうか。 自然には、ただ美しい、と思うモノが沢山あると思います。 ふと見上げた月、葉の向こうに透けて見える日光、木漏れ日、水の波紋、夕焼け。 それらは、そうなる前の物語も、その後の物語もなくて、ただそこに存在しているだけなのに、見ただけで泣きたくなるくらいに心を動かされます。 写真、ではダメなんですよね。少し、違う。写真を否定している訳ではないですが。 受けた感動を保存することは、できないんです。技術的な問題もある、かな。 けれど、絵を見たときには、それと同じ感動があると……思うんですよね。 どうして、そんなことができるんでしょうか。 絵をみるということは、描いた人の心を通して風景をみるようなものだと、思います。 桜の絵なら、桜に対して何かを想った人が絵を描いて、その目を通して伝える。 文章でもそうですよね。 桜について思ったことを述べた文章なら、それを聞いて初めて、読者は作者の視点で桜をみて、その想いを共有することができます。 けれど、それは思想ですね。 ただそこに美しくあるモノとは、なんでしょう。 月はどうして、あんなにも綺麗なのか。 なぜ、私はそれを美しいと思うのか。 そして、それは、私の今までの経験や知識が理性的に判断したものなのか。 それとも、ただ美しいのか。 そもそも、美意識……というのは……一体何なんでしょうか。 センス、美意識、感性、時代によっても違うものですよね。 時代によって違うということは、それは種族単位で存在する普遍的なモノではなく、それぞれの知識や経験から得られる感覚なのか。 モードという言葉があるように、センスというのは、多数に受け入れられてこそのものでもあると思います。 コミュニケーションの手段である以上、理解する人がいなければ、存在の意味がない。 けれども、他に存在するものでも、意味がない訳ですよね。 ならば、センス……とは、一体何なのか。 何が正しくて、何が素晴らしいのか……。 あああ、ダメですね……よく分らなくなってきた。 選ぶ私のセンスも不変ではないですし、世界の感覚も常に変わっている訳で。 ただグルグル回っているとも取れます。 けれどその中で、追い求めているもの、思い描くものが必ずあるはずで。 普遍でないから、不変なんでしょうか。 そして、不変ではいけないから、違うもの、知らないものを求めるのでしょうか。 だとしたら、感動を与えられる絵というのは、一般的でない感性を持った人の心を通して生まれたモノ、でしょうか。 けれどそれがずれすぎたら、今度は伝わらなくなってしまいます。 ……頭痛くなってきた。 答えが出るような部分ではないと思うのですが……ある程度自分なりに整理をしないと、前に進めないような気がします。 心が震えるような美しさとは、一体、何、なのか。 PR TrackbacksTRACKBACK URL : CommentsComment Form |