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語部な日常制作中イラストや日記用イラスト、雑記雑感などを中心に展開中。まれに版権話や小説が出ることも。PAGE | 862 861 860 859 858 857 856 855 854 853 852 | ADMIN | WRITE 2010.10.10 Sun 00:29:26 結月様宅より結月さくら様宅より、神谷享さんを……お借りしました。 ご本家様が、独特の色気を持つ絵柄の作品を描くお方なので……実の所、線と塗りが固いタイプの私にはファンアートがものっすごい難しかったり、します。見比べながら描いていても……似ない。 ファンアートがやりやすい絵柄や設定、というか……相性のよい、とでもいうのか……そういう作品というのは、やっぱりあるようですね。しかし好きなんだ……。 ……原作を冒涜する勢いで……すみません。気合いと愛は……あるんですが。 ■ちょっとご指摘頂いたので、さくちゃんの創作、というか……絵について語らせて頂こうと思います。 しかし……こう……さくちゃんの作品や、イラストって……すごく言葉にし辛いんです。 言葉で伝えられる範囲を超えた雰囲気があるというか……空気感が、本当に素晴らしいと思います。 全体的な雰囲気を伝えるなら、静謐、清楚、雨、桜、水、停滞……とか、そういうイメージで。 けれどどこか、刹那だったり、鮮烈みたいなものも持ち合わせていると思います。 雰囲気はモノクロなのにどこか鮮やかな空気を持っている辺り、例えるならば椿の葉の色のような。 濃くて深い、けれど鮮やかな色味を持っていると。 底抜けに明るい訳ではない、というか……割合暗めのストーリーと表情でありながら、それが嫌な感じの暗さではないようで、何となく爽やかさがあって……私は暗いタイプの話が苦手なので、このバランスはすごく心地が良いです。 さくちゃんの描く人物画の中で、もっともすごいなあと思うのが「眼」で、これが底が見えない深さを湛えていると思います。澄んでいる深さではなくて、底が見えない、ちょっと不気味で不思議な魅力、というか。 あとは、人物全体のフォルム、線に、和を感じる硬質な色気があると思うのです。 直線的な曲線というか……媚がなくて、清廉な印象の色気というか……。 そういう辺りが、鮮烈、とか極彩色、の印象になるのかなあと思っています。 白と黒だけの世界でありながら、どうしてああも素晴らしい空気を生み出せるんでしょうか。 色を塗らないと、ちゃんとした作品に仕立てられない私から見ると、あの、線だけでみても完成された空気というか……存在感は、本当に憧れの対象だったりします、 和の空気が好きな私にとって、もっとも憧れる雰囲気で、かつ、もっとも遠い絵柄の作品です。 ゆえに、私がさくちゃんの絵を真似ても、絶対にあの雰囲気は出ないのだろうなあと思います。 ……だから何とか、さくちゃんのキャラを私の絵柄に落としこめないかなあと努力する訳なんですが……解釈とか技術とか……いろんなものが足りていないようで……中々思う形に収まりません。 技術が足りないのは仕方がないとして……解釈に不足があるというのが、とても悔しかったりします; 上手い下手、よりも、特徴をとらえられているかいないか、の方が、原作者にとって重要なポイント、なのかなあと思っているので……雰囲気が似ないというのは、よその子への愛が足りていないような気がして悲しいです。愛……あるつもりなのに、実は全然足りていないんだろうか……とか、思い悩み始めます。 他の方の作品なのだから、掴み切れる訳はないんですけども……せめて、絵を見て「あ、この人だ」と分かる程度には頑張りたいと思うんですが。一等難しいです……。 ……最後が……ただの愚痴に…………長くなりましたがこの辺りで語り終わります。 PR TrackbacksTRACKBACK URL : Comments無題Posted by NONAME 2010/10/10(Sun) 07:02:21 EDIT こんにちは、とても魅力的な絵を書かれますね、ほれぼれします
コメントありがとうございますfrom MASTER 2010/10/10(Sun) 13:01:02 今日は。わざわざ時間を割いてコメントを下さったこと、大変恐縮に存じます;
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