語部な日常

ハウスキーパー歪。何かこう、妙な語呂の良さが少年漫画っぽいですが……かけらもアクションがない職種ですね。
歪、榊共に２０歳くらいの頃（まだ幸はいない）。

「久し振りに訪ねて来てくれたと思ったら……どうしたんだ歪？」
「いや、久方振りにお前の顔を見たいと思い、父上に留守を頼んだら……最近倒れたようだからついでに暫くハウスキーパーをやって来い、と……派遣されて来た」
「……それで、語部の次期当主が自ら、私の屋敷まで世話役をしに？」
「あくまで次期の候補だ。別段権限がある訳でもなし。そもそも、当主という立場だとて語部の意思決定を司るだけで、偉い訳では無いだろう」
「……君も狂様もかわっているな。ところで、私は何をすれば？」
「倒れたのだろう？　無理はせずに、腹を空かせて待っている事だ」
「余り甘やかすと良くないと思うんだが」
「お前はいつも無理をし過ぎるだろう。このくらいで丁度……分かった。そこに座って、ハサミで海苔を千切りにすると良い。薬味にする」
「…………」
「それとも、皿と箸を用意する方が良いだろうか？」
「……君の中で、私は手伝いをねだる子供の位置合いなのか？」
「眼帯で料理をする所など、危なくて見ていられない」
「いつもこれで刀を打っているんだが」
「取り合えず、俺が此処に居る内は甘えておけ。しっかりと静養しなければ、良くなるものも治らない」
「……君の感覚は、未だによく分からないな。……海苔を切る事にする」

精神的に調子が悪いです。
自己嫌悪の悪化で死ぬ事があるのだとしたら、死んでしまいそうなくらいに自己嫌悪中。
人のエゴイスティックな性分が見ていられないくらいきついのに、自分も人のうちのしかも小さな一人でしかないジレンマです。
地球の為に、とか、子供をイジメから守る……みたいなフレーズを見るだけで落ち込むと言うのは……もう一種病的な精神状態かなぁと思ってみたり。
久し振りにきついなぁ。
社会状況とか、政治とか……このままではいけない事は分かるのに、何も出来ないどころか、自分の意見さえまともに持てない自分が情けなさ過ぎて泣けてきます。テレビに出てくる人の言っている事が自分にとって良いのか悪いのかさえ、自分では判断できません。政経の知識が足りないのかなぁ。


りっちゃん>>メール届いておりますー。
拍手の方にも、コメント態々有り難う御座いました！
原稿が届く日を楽しみにしておりますｖ
……折角の企画に水を差すような事にだけはならないよう頑張ります；

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