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カップルdeもしもバトン

カップルでもしも第三弾で。今回は綴と焔。
基本的に、焔がまっすぐ歩いて、それに綴が付いて行く形のカップルです。
でも、綴に譲れない所がある時は、焔は意外にもあっさり引いたり。

次は天帝陛下と地上帝様かな。もしくは狂と宴とか。
【カップルdeもしもバトン】
※このバトンは強制じゃないようで強制です。見た人は絶対やること!
※さぁ、3秒以内に答えるカップルを決めて下さい。
綴:「これって……歪が言っていたやつかな」
焔:「色々大変だったってやつかい?」
両者(……目が合う…………)
綴:「歪が言ってたけど、答えないと終わらないらしいね。はぁ」
焔:「中々面白そうじゃないか」
□決まりましたか? では、カップルになりきって答えて下さい!

■01.もしも、貴方の恋人が80歳のおじいちゃんorおばあちゃんになってしまったらどうする?
綴:「いい加減聞き飽きたかもしれないけど……語部は、80歳でもそれぞれの最盛期から姿が変わらない、長命な種族なんだよ」
焔:「実際、くーサマとうた姐サマが80近いからねぇ」
綴:「こら。副当主にそんな可愛げなあだ名を付けたら駄目だろう?」
焔:「サマは付いているんだからいいじゃないか。そもそも、そんな風に呼べって言っているのはくーサマだよ」
綴:「うん、まあそうなんだけどね。一応守護家としてのケジメがある」
焔:「オマエは相変わらずカタイなぁ。父上に似てきたんじゃないかい?」
綴:「え……(めっちゃ嫌そうな顔)」
焔:「……くく。眉間に皺がよってるよ? で、あぁ。綴が80になったらどうするか……だったか。……いっしょに縁側で将棋でも打つかい?」
綴:「それは名案だね。若い姿よりのんびり出来ていいだろうなぁ」

■02.もしも、貴方の恋人の性別が反転してしまったらどうする?
焔:「そう言えばこの間実際やったね」
綴:「性別反転するバトンでね。……俺、もしかして女性だった方が苦労が少なかったんじゃ無いかなぁ」
焔:「何だかんだ言って、やっぱりオンナは強いからね。そうなったらアタシが飾り付けてあげるよ」
綴:「『飾り立てる』んじゃないのか。俺はクリスマスツリーか?」
焔:「いいなぁ。オマエ、オンナでいいじゃないか。今からでも遅くないから性別変えろ」
綴:「……何か物凄い複雑だな。男としての俺はいらんって事かい?」
焔:「ふふ、そう不貞腐れるな。アタシはオマエも好きだよ」
綴:「複雑だなぁ」

■03.もしも、貴方の恋人が悪者にさらわれたらどうする?
綴:「焔が?……さらわれる?
焔:「そんなに不審そうな顔をしなくてもいいだろう? アタシだってか弱い乙女だ」
綴:「時々刃をぼこぼこにしてる君が……乙女? 俺と対等に戦える君が……乙女? 『炎帝』とか呼ばれてる君が……乙女?」
焔:「オンナだから乙女さ。で、そんなか弱いアタシが攫われたらどうするんだい?」
綴:「そこは決定か…………まあいいか。攫われたら、まあ助けに行くかな。君なら自力で脱出出来そうだけどね」
焔:「か弱い乙女なアタシも、オマエが攫われたらカッコよく助けにいくよ。脱出時は横抱きだね」
綴:「俺、身長190あるんだけど」
焔:「大丈夫さ。アタシだって175はある」
綴:「拘るね。……本気か。とりあえず攫われないようにした方がいいかな」

■04.もしも、貴方の恋人のご両親がいきなり逢いにきたらどうする?
焔:「この質問はちょっと避けた方がいいかな」
綴:「焔の両親はいないし、俺の両親はもう亡くなってるからね」
焔:「ああ、けど。切サマになら会ってもいいな。もう一度くらい」
綴:「俺の機嫌が悪くなる事が分かってていってるだろ?」
焔:「……分かってはいるけどね。再会を本当に望んでいるのは……オマエじゃないのかい?」
綴:「君には……敵わないな。けど、吹っ切れるには、もう少し……時間がいるんだ」
焔:「分かってるさ。オマエが忘れなければ、それでいいよ」

■05.もしも、貴方の恋人が子供を連れてたらどうする?
焔:「歯ぁ食い縛れ!!」
綴:「いや、質問だから! 仮定だろう!? どあっ」
ガッキッ
綴:「『歯ぁ食い縛れ』って言ったのに槍っ!? 槍なのかっ!?」
焔:「オマエなら受けられるだろう?」
綴:「いや、受けられるけど……手が痺れたよ」
焔:「それで丁度いいと思ったんだ」
綴:「だから子供は質問においての仮定だって。ああ、まあ。『どうする?』の答えは分かったけど」
焔:「その時は、今度こそ槍の錆にしてあげるよ」
綴:「酷いな」

■06.もしも、貴方の恋人が実は悪の組織のボスだったらどうする?
綴:「どうしようか。その考え方に賛同出来るなら付いてくし」
焔:「オマエが道を外すなら、アタシは殴ってでも連れて帰るよ」
綴:「それはどうも。……君が隣にいるくらいが、俺には丁度いいのかもしれないね」
焔:「……アタシもそうなんだろうと言っておこうかな」

■07.もしも、貴方の恋人が正義の味方だったらどうする?
綴:「君なら実際、隠れてそんな事をやっててもおかしくなさそうだね」
焔:「アタシは隠れないよ」
綴:「……正義の味方って、顔を隠すモノじゃないのかい?」
焔:「ならアタシは正義の味方じゃないね。コソコソするのは美学に反する」
綴:「君らしいな。そんな所が俺は好きだよ」
焔:「アタシもそんなオマエが嫌いじゃないよ」

■08.もしも、貴方の恋人が別れたいと言って来たらどうする?
綴:「それが君にとっての幸せなら……仕方ないかな」
焔:「オマエは、もう少し自分の価値を適正に捉えた方がいい」
綴:「それは、俺には君とつりあうだけの価値があるって……言ってくれているのかい?」
焔:「そしてそれはこれからも変わらないからね。自信を持っていいと思うよ」
綴:「ずっと一緒にいてくれるって、事かい?」
焔:「アタシはオマエが思う以上に、オマエの隣が気に入っているんだ」

■09.もしも、貴方の恋人が破廉恥な雑誌を持ってたらどうする?
綴:「この間、焔がグラビア雑誌眺めて笑みを浮かべている所を見かけたな」
焔:「女性の体はいいね。あの柔らかいラインが好きだよ」
綴:「……それ、余りうちの外で言わない方がいいと思うよ」
焔:「そうかい? 変な意味じゃないんだけどねぇ。あくまで美術的な価値で」

■10.最後に、もしも生まれ変わるならまた恋人になりたい?
綴:「俺はそれもいいと思うな」
焔:「アタシもそれでいいな。やはり、隣にオマエがいないと面白くないよ」
綴:「君の価値は全て面白いかそうでないかなのかい?」
焔:「殆どはね」
綴:「……まあいいか」
焔:「オマエのそう言う所が好きだよ」

焔と綴は、歪と比べてわりと軽めのしゃべり方です。
「そうなのだろう」と「そうなんだろう」みたいな差で。
焔の方が、若干姐さんしゃべりな筈なのですが……差が殆ど見られませんね;
この二人の口調は、実は意外と書き分けにくくて。

危うく焔さんがツンデレ系になる所だった。
いつでもどこでも余裕あり気なお姐さんの筈なのに;

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