語部な日常

最近、絵を描くよりも文字としての方が表現しやすい感情が強いようなので……文字。
全体的にそうですが……特に三つ目がものすごく暗いので、閲覧ご注意ください。

■■全てが……今までの全てが偽りだったと……あなたはそう言うんですか？
その言葉も、その笑顔も、その想いも……それを持つあなた自身で……さえ…………。
……そんなことが……そんなことを…………なぜ、こんなことになったん、ですか？
どこからが……どこまでが…………何が本当で……何が嘘で……。

ああ、僕にはもう……何一つ…………分からない。

■■反撃しないと、殺しちゃうよ？
アタシに、ソレが出来ないなんて……思ってないでしょ？　『歪』？

■■ああ、嫌いだ。『私』は『君』が、心底から大嫌いだよ。『ご当主殿』？
くく、何故そう顔をゆがませるのかな？
…………まさか、気付いていなかったとでも言うのかい？
私の心は、憎悪で満たされ、いっそ穏やかに見えるくらいに凪いでいると言うのに。
語部の『至高』である君が。『御子』の再来とすら言われる君が？
はっ……傑作だな。だが、拍子抜けだ。

これでは面白みに欠ける。
……出来損ないの悲劇ほど、苛立つものもない。
特に、悲劇を気取るごっこ遊びなど……反吐が出ると言うものだ。
おや、私としたことが……口を滑べらせた様だ。だが、君もそうは思わないかい？
ん？　酷い顔だな、ご当主。具合でも悪いのかな？

く、いいだろう。次に会う時には、もう少々は成長しているように祈っておこうか。
そうでなければ、潰し甲斐が無いだろう？
そうだな。次の都市までに成長があったら、その時には素晴らしい贈り物を寄越そう。
心配しなくともいい。君の友達の首を贈るなどと言う無粋な真似はしない。
もっと苦く、引き裂かれる様に悲しい、物語に相応しい最高の悲劇を用意しよう。
想像を巡らせて、楽しみにしているといい。

……ふふ……では、ごきげんよう。『筆頭当主』。

■まて。いつから焔はヤンデレになった。そして気付く。
この状態だと、アゲハ（雪村様宅）と口調がものすごく似ているんじゃ……。

Y/U/Iさんの、LO/VE/&/TRU/THはムービーの主題歌にすごく向いた曲な気がします。
なんとなく……EDとかになりそうな。
語部のイメージを出すときにも、聞きながらだと出しやすい気が。

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